日本現代では、驚いた現実のは成人男性の四人に一人がEDになることだ。

EDとは?

EDとは、勃起するときペニスに十分な硬度が得られなかったり、揷入が維持できない ために満足な性交のできない状態」のことです。

その症状は性欲の減退、勃起障害による膣への揷入困難、射精障害、オーガズムの欠如など多岐におよびます。

勃起障害とは文字どおり解釈すると、「男性のペニスが勃起しない状態」ということで、 以前は「インポテンス」と呼ばれていましたが、この「インポ(不能)」といぅ言葉は表現の正確さを欠く上に、患者さんの感情を害する軽蔑的な意味あいを持つ差別的用語とさ れ現在ではほとんど使われていません。

そこで、これに代わる男性性機能障害の用語として「ED (Erectile Dysfunction)= 性欲・勃起・性交・射精・オーガズムのいずれか一つ以上欠けるか、もしくは不十分なもの」と定義されました。

つまり’従来の定義では男性のべニスに閲する機能障害だけを問題視していましたが、
現在では性欲や射精感覚の満足度といった精神的な要素も加えられています。

アメリカ泌尿器科学会のガイドライン(1996年)にも、「満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できない状態をいう」としてEDが定義されています。

日本でのED患者の人数は?

では、現在どのくらいEDの患者さんがいるのかというと、1998年にオランダのアムステルダムで開かれた「第八回国際世界インポテンス学会(現世界男性性機能学会ごで の報告によると、

我が国初のEDに関する疫学調査の結果、日本でのED患者さんは979万人と推定されEDは珍しい疾患ではなくなっていました。

さらに、2000年に神戸での「第六回アジア性科学学会」で発表された報告では、男性人口から我が国のED有病者を推計してみると、

30歳から79歳のうち完全なED (勃起しないため性交が不可能)の患者数は260万人、中等度のED(たまに勃起が可 能で性交時に勃起を維持できる)患者数は870万人と、軽度のEDを除くED有病者が1130万人もいることが判明しました。

このように、現在日本のED患者さんの数は約1130万人以上おり、EDはもはやごく 一般的な病気となっているのです。

医寮機関で治療を受けるED患者の人数は?

「これだけ多い患者のいる疾患はそれほど多くはなく、誰でもかかる危険のある現代病の代表であるうつ病が『心のかぜ』と呼ばれるなら、

EDは『性器のかぜ』といってもよく、 誰でも突然EDに陥る危険があり、医師ならば誰でもEDの相談にのれるだけの知識を持っていなければならない時代になつた」(白井將文『男子性機能障害J永井畨店)というこ とになります。

総務省統計局発表の人口統計データによると2012年4月1日現在、日本の推計人口 は1億2756万7千人で、そのうち男性は6205万5千人です。

ここから、 セックスが可能な成人男性の数は4892万3千人と推定されますので、なんと日本では男性の四人に一人はEDだという計算になります

しかし実際こは、医療機関で治療を受けているEDの患者さんは全体の一握りにすぎま せん。

2000年に全国で実施された「勃起障害およびその治療に関する一般市民意識調査」では、男性回答者(有効回答者数21034人)のうち29.9%がEDであること を自覚し、また、女性側では自分の夫や恋人がEDだと認識している割合は30.1%でした。

そして、医療機関に通院して医師にEDを相談したことがあると回答した男性はわずか 4.8%しかおらず、残りの大多数は誰にも相談した経験がないといぅ結果でした。

つまり、EDで悩んでいる男性の多くは適切な治療を受けていないのです。

さらに、EDを自覚あるいは認識している男女では性交回数や性生活に対する満足度が低く、EDの男性の23.6%と、EDの夫を持つ女性の16.0%が「夫婦生活に影響をもたらしている」と答えています。

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