三組に一組の夫婦がセックスレスの時代に突入している日本を心配する~

 

日本人のセックス年間平均回数は世界最低の48回だ

昨今セツクスレス傾向にあるご夫婦は多いとされていますが、日本家族計画協会と厚生労働科学研究班が2004年10月に実施した、国内在住の十六歳から四十九歳までの結婚している男女3000人を対象とした「男女の生活と意識に関する調査」で、「この一ヵ月問にセツクスは一度もなかつた」と答えた人は32%、つまり三組に一組がセツクスレスといぅことです。

2003年7月に「夫婦仲と性の相談所(現恋人•夫婦仲相談所/代表二松まゆみ)」ごが実施した「ニツボンの夫婦生活大調査」(有効回答者数:主婦1609人、平均年齢:34.3歳。平均結婚期問:8.02年。子供の有無:なし33.2%。職菜:専業主婦50.4%)でも次のような結果が出ています。

セツクスの頻度について「月1回以下」が24.2%、そして「セックスレス」が20.9%という、セツクスレスまたはほとんどセックスレスと考えられるカツプルが合わせ45.1%。全体の半数近くにもなっていたのです。

また、自分たち夫婦は「セックスレスだと思う」が32.4%と、実に三組に一組のご夫婦がセツクスレスを自覚していることもわかりました。そして、「セックスは大切なもの」 と答えたのは67.3%で、セックスレスだと答えた妻の約半数である42.5%が「夫 とよいセツクスをしたい」とセツクスレスの改善を望んでいたのです。

さらに、日本人の性交渉頻度の少なさは海外の大手コンドームメーカー「デュレツクス」 の調査でも明らかになりました。同社が2007年に世界二十六カ国の男女約2万6000から得たアンケ—の集55結果(セクシャル.ウエルビーイング•サーベイ)に よると、日本人のセックス年間平均回数は世界最低の四十八回だったそうです。

四十八回というと数字上では週一回程度ですが、もとよりセックスについては個人差が とても大きいことを考慮しても、このデータの裏には多くのセックスレスの実態が存在しているのではないでしょうか。

ちなみにこの調査での世界のトツプはギリシャの年164回で、日本のおよそ3.5倍となつています。さらに、「セツクスを大切だと思つている」あるいは「セツクスの満足度」についても日本はそれぞれ世界最低のレベルでした。

日本人のセツクスは週に一回以下という割合です。これではまさに「セツクスは休日し かしません」というようなものです。

しかしながら、これはあくまでも平均値であり、実際には日本人のセツクス回数はどうも二極比しているようなのです。つまり、セツクスをしない夫婦はとことんしていないし、逆にしている夫婦は週に数回はするといいます。

「恋人•夫婦仲相談所」の二松まゆみ所長は、夫婦の性欲が一致しないパートナーを選んでしまい、セツクスの不一致が生じるという複雑な問題を「性欲曲線の悲劇」と表現しています。「夫が抱いてくれない」と「袈が抱かせてくれない」という二つのタイプに分かれて(ますが、夫婦の性欲をなるべくイコールに近づける努力がふたりにとって必要であると言っています。

少子化問題と日本人の性行為の関連

日本家族計画協会クリニックの北村所長は現在の少子化問題と日本人の性行為の関連に注目しており、「日本人の性行為の頻度」は世界で最も少ないといえる。これでは妊娠の可能性が低いのも当然である」と述べています。

さらに、その背景として夫婦間のコミユニケーション不足を指摘し、「一緒に食亊をして、会話をして、肉体的にも触れ合う過程が何よりも大切。

毎晚、仕事で帰宅が遅くなれば、セックスレスのヶースが増えてもおかしくない。夫婦ふたりの“夜の会話”が少なすぎる。もう少し働き方を考え直さなければいけない」と話しています。

最近、セックスレスになる主な原因

私の臨床経験において、すでに子どもが二、三人いて、子作り計画のなくなったご夫婦では、早ければ二十代後半から三十代前半でセックスレスというケースも決して珍しくはなくなってきています。

「性嫌悪症」

また、急増しているセツクスレスの原因は男性側、つまり夫にあるらしいのです。さらには性欲減退やEDをはじめ、セックスそのものを嫌う症状として「性嫌悪症」という疾患が目立ってきていると専門家は指摘しています。

この「性嫌悪症」とは性欲が必ずしも減退しているのではなく、性欲はあるのにセックスすることを避けている状態です。すなわち、夫が妻に対して性的な魅力を感じないために性欲が起きないのです。

あるアンケート調査でも、「セックスレスの原因は自分にある」と答えた夫の約八割が、「妻以外の女性であればセックスは可能だ」と答えています。

「結婚処女」

また、最近では「結婚処女」なる言葉もささやかれはじめているようで、これは結婚前の恋愛期間にはセックスがあつたのに結婚後すぐに夫が原因でセツクスレスになってしま った女性を意味します。

それほど極端ではなくても、結婚して数年したら自然にセックス をしなくなってしまうカツプルも多くなっているようです

こうした性欲低下の傾向が、とりわけ三十代前半の若い男性で増加しています。

セックスレスとマスターべーシヨンの関係

セックスレスとマスターべーシヨンの関係については、朝日新聞社が2001年に実施 したアンケ-卜「夫婦の性1000人に聞く」の結果から、セックスが一年間に「全くな い」の17%と、「数回程度」の25%に当たる男性が、マスターベ—シヨンを「ときどき」 あるいは「頻繁に」おこなつていることが判明しました。

注目されるのは、七十代後半でも、全体で36%の男性がマスタ-べーシヨンをしてい るというのです。

妻が夫とのセックスに求めるもの、それは「愛」であり、セックスで「愛」を表現することこそ一番大切なはず…… 私はいつもそのように考えています。皆さんはどう思われ
るでしょうか。

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