「ED」は”夜の危機”だけじゃない。 動脈硬化の兆候かも!

EDというと、「下半身だけの問題」と思われがちです。だから、40代も後半になってEDを経験すると、「ちよっとさびしいけれど、まあ、もういいかな」と思われてしまう方や、なんとなく見て見ぬふりをしてしまう方もいるようです。

しかし、EDを放っておくのは、懸命なことではありません。その陰には、脳梗塞や脳出血、心臓病といった、命にかかわる病気が潜んでいる可能性があるからです。

勃起の条件には、テストステロンの作用によってペニスの血管に一酸化窒素が十分に出る必要があります。一酸化窒素は、全身の血管をしなやかにし、血流を良くする働きをします。このため、テストステロンが減って一酸化窒素の量が落ちてくると、血管が硬くなり、動脈硬化につながります。そして、動脈硬化が進めば、高血圧になり、脳卒中や心臓発作のリスクはぐんと上がってしまいます。

実際に、急性心筋梗塞を起こした患者さんのうち、EDである男性の率は、そうでない男性に比べて50パーセント前後も高かったという研究結果もあります。この研究では、血管がぼろぼろになっている重症の患者さんほど、ED率は上がっていました。

逆に言えば、もともと男性ホルモン値に問題はないけれど、別の要因で動脈硬化が進んでいるために勃起がうまくいかない、というケースもあるわけです。

つまりEDは、脳卒中や心臓病の早期発見につながる、男性にとって大変重要なサインなのです。女性にはこうしたものはありませんから、天から男性にだけ与えられたありがたいお知らせと思って、しっかり受け止めるのが賢明でしょう。

EDがあると、動脈硬化がすでに少しずつはじまっている可能性があります。EDになったら億劫がらずに、泌尿器科医などに相談しつつ、心臟ドックや、脳ドックなどで、一度調べてみることをおすすめします。

心臓発作や脳卒中になってしまったら、元気になるまで、仕事どころではなくなってしまいます。「できる男」であるためにも、やはり健康管理は欠かせないのです。

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