若返りのホルモン 「デヒドロエピアンドロステロン」とは

男性ホルモンであるテストステロン値を高く保つことが、若さを維持する上でいかに大切かを解説してきました。

では、テストステロンのことさえ注意していればよいかというと、もうひとつ注意すべき重要なホルモンがあります。それが、副腎で作られるDHEAです。

テストステロンが男性ホルモンだということは知っていても、デヒドロエピアンドロステロン、略してDHEAのことを知っている人は、日本ではまだ少数派ではないでしょうか。

しかし、若さと健康に敏感な人の間では、すでに大いに注目されているホルモンです。特に、アンチエィジングの意識が高いアメリカでは、中高年になったらDHEAを補充するのはもはや常識です。

DHEAは、テストステロンの原料になるホルモンで、テストステロンと似た働きもする男性ホルモンの一種。若さと元気を保つためには欠かせないもので、”若返りのホルモン””長寿ホルモン”の異名を持ちます。

その量は、男性の場合、25歳くらいのときがピークで、30代に入ると低下していきます。量に個人差が大きいホルモンのひとつで、年をとっても非常に高いレべルを保っている人もいます。こうした差はどこから出てくるのかはっきりした原因はわかっていませんが、DHEAが少ない人は、ストレスの影響が大きいのではないかと考えられています。

DHEAは、人間のからだの中でもっとも濃度が高いホルモンのひとつですが、その作用についてはまだ謎が多いのが実情です。からだのいろいろな部位に作用するホルモンであることはわかっているのですが、私たちのからだの中でDHEAの分泌を受け止める受容体がまだ見つかっていないのです。その全貌が明らかになっていない、 実に不思議なホルモンといえるでしょう。

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